2011/02/16追加
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元肥種蒔 追 肥 収 穫 |
縁起が良いとされている黒豆煮は正月のおせち料理に仲間入りしていますが我が家では日常の食卓によく出ています。おかずの少ない時などの一品としても絶好です。期間限定ですが甘みがあり枝豆としてとても美味しいです。植物性タンパク質が多く含んでおり特にイソフラボンはコレステロ−ルや脂肪の蓄積を予防します。 |
ポイントは肥沃な土壌で日当たりが良く灌水、排水ができる場所を選びます。畝は高くしておきましょう。 元肥、追肥はチッソの少ない化成肥料を与えます。 定植は適期に行い土寄せを早い目にすると根の張りがよくなります。害虫が多く付着しますのでこまめに駆除しましょう。付着すると葉がくるっと巻かれますので手で取っています。 |
5月 | 種蒔きの1〜2週間前に苦土石灰を入れ耕します。その後、堆肥と乾燥鶏糞や牛糞を入れ再び耕し畝幅120cmの畝立てします。 |
6月 | 種を70〜80cm間隔にちどりに2条蒔きします(1条蒔きの場合は50cm間隔)。1箇所2粒ずつ蒔き発芽後1本は摘み取ります。 発芽不良に備え1割程度はポットに予備として蒔いておきます。直播の場合、畝が冠水しますと種が発芽前に腐敗します。蒔きどきが梅雨の時期となりますので畝が冠水しない場所を選びましょう。 また、種が見えるぐらいに土を被せます。 なお種蒔きは根が下に芽が上になるよう「へそ」部分を下にします。 1条蒔き ポット蒔き 発 芽 開 始 |
7月 | 茎が倒れるのを防止するため土寄せを2〜3回行います(双葉が土中にかくれる程度) 枝葉が6〜7枚になると摘心します。この時期になると葉巻き虫(緑色)が付着しますので、こまめに取ることです。 |
8月 | 追肥は花が咲き出すとチッソの少ない化成肥料(リン酸、カリの多い黒豆専用)を与えます。 また、この頃に水を十分与えます(畝と畝の間に水を引水します) 開花始める |
9月 〜 10月 |
木丈が伸び強風で倒れるので杭を打ち紐などで支えます(左の写真の上部に少し紐が見えています) 杭の間隔は2〜3mが理想です。 莢をつける(未熟です) 枝豆として収穫 |
11月 〜 12月 |
葉が枯れると矢と一緒に取り除きます。こうすることにより根からの栄養分は全部実へ吸収されます。 その後1週間〜10日で収穫し、根部分を上にして干し竿に吊し1週間ほど乾燥させます。 次にいよいよ莢から実を取り出すのですが、機械がありませんので莢を手でむしり取り筵(藁などを編んで作った敷物)に広げ天日干ししますと莢が弾け実が飛び出します。はじけない莢は棒などで叩くと殆どが飛び出します。それでもダメな莢は手で剥きます。 虫食いや完熟していない実を選別しビニ−ル袋に入れ冷蔵庫で保存しています。一升瓶などガラス製の 瓶へ入れておくのもよいでしょう。 |