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2008/12/28追加

2014/4/13更新
2021/1/29更新

ラッカセイ栽培

    1月   2月  3月 4月 5月 6月  7月  8月  9月  10月  11月  12月
               元肥 種蒔  追肥             収  穫
                                 
ビ−ルのつまみに、おやつに最適です。  
高温、乾燥を好みますので日当たり、水はけの良い場所が適しています。種は横向きにして蒔き、野鳥に食べられないように本葉が出るまでネットをしておきましょう。低温ですと発芽しないので気温25度C以上になる5月下旬の天気の良い日に蒔きましょう。

                               ナカテユタカの例

4月  下旬

5月  上旬
畑の準備
地中で結実し実が大きくなるので粘土質の畑には向きません。砂質土の畑に適しています。
また実を大きくするのにカルシウムが必要ですので苦土石灰をやや多めに入れます。
連作をきらうので避けましょう
種蒔き又は苗植付の1〜2週間前に苦土石灰をu当り3〜4握り入れ耕します。1週間後に
元肥して堆肥、牛糞、鶏糞をu当り各1〜2kg、化成肥料(8:8:8)2握りを入れ再度耕し畦立てします
畦幅は1条植にするか2条植にするかによって変わります。
畦幅:1条植は約70p、2条植は約120p、畦の高さ:約20p
1本当たりの収穫量を増やすためいは畦幅が広い方が良い
それは子房柄(花の根元から伸びる先端が針のように尖った蔓)を少しでも多く地中にもぐって実を着けるためです
5月  中旬

5月
下旬
種蒔き
○直蒔きとポット蒔き
直蒔きはカラスや鳩など豆好きの鳥が飛来して埋めた種豆を嘴や足で掘り返し食べます。
またアライグマが出没する地域では足で掘り返し食べます
防止策として発芽して本葉3〜4枚になるまではトンネル支柱し網状のネットを被せ、風でネットが飛ばないように押さえピンで止めます
また直蒔きは発芽するまでに土中で腐敗する確立が高いで
一箇所に2〜3粒蒔き本葉2枚〜4枚時に間引きし1本にします。間隔は30p以上です。
私は育苗用ポリポット(直径10p前後 深さ9p程度)に1ポット一粒ずつ蒔いています
○種の蒔き方と水やり
豆は外殻つきですと発芽まで日数を要しますので外殻を剥き実の皮はそのままです。
豆を寝かすように横にして少し見えるぐらいに土を被せます。
深くすると腐敗する確立が高くなります。それでも約10%程度腐敗しますので、それを見越
して蒔いて下さい。
最初はたっぷり水を与えて下さい。以降の水やりは土の表面が乾いたら与えて下さい
頻繁に水を与えると腐敗の確立が高くなりますので注意して下さい
○発芽するまでの期間
昼の気温が20度以上、夜は15度前後が最適です。
気温の高低によりますが蒔いてから10日前後で発芽開始し20日ぐらいで殆ど発芽完了します

         
    今回は1箇所1粒蒔き   ネットを被せる   発芽間近で地割れ
6月  中旬

下旬
定植

苗が本葉3〜5枚になるとポットから取り出し30p以上の間隔で定植します
ポットの中で根が渦巻き状に伸びていますが、そのまま植え付けても支障ありません
7月
下旬

8月
上旬
追肥と除草
本葉が急成長し黄色く可憐な花が咲き始めるので追肥として化成肥料と油粕(1:3の割合)をブレンドして1本当たり1〜2握りを株元から少し離して与え花の付け根から針状の柄が地面に向かって
伸び、その先端が土中にもぐり込みますので付近の土を軽く耕し柔らかくし土寄せします。この頃から雑草が多く生えてきますのでこまめに除去しましょう。

                   
        茎が急成長          開花         細い針状の柄が土中へ
8月
下旬

9月
上旬
結実
地中にもぐり込んだ子房柄に実をつけ始めるとカラスやアライグマなどが来て掘り返し食べますのでトンネル支柱し網状のネットを被せ、風でネットが飛ばないように押さえピンで止めます



10月
中旬

11月
中旬
収穫
葉の全体が黄色くなると収穫時期です。1株引き抜き莢の様子を見るとよいでしょう。
莢のついた部分を上にして葉と茎が枯れるまで乾燥させます。莢を振ってカラカラと音がすれば乾燥していますのでむしり取ります。
また、収穫して直ぐ莢をむしり取り水洗いし、ざるやむしろに天日干しして乾燥します。
早期に乾燥させないとカビが付着しますので要注意です。
小さい莢は収穫しても実が充分入っていないので思い切って捨てるとよいでしょう。
アライグマが出没する地域は食べられないよう進入防止のためネットをしましょう。

           

私の保存方法
一斗缶内部の周囲に新聞紙を入れ莢のまま保存しています
                     

我が家での煎り方
器具:ほうらく(フライパンよりほうらくの方が美味しいです)
     厚い外皮をむきます。
     ほうらくを強火で1〜2分間熱してから、弱火にして薄皮のまま落花生を入れ約10〜12分煎ります。
     この間まんべんなく火が通るように箸などで常にかき混ぜます。火を消してから実が完全に冷めるまで      待ちますと出来上がりです。
     もし実の薄皮が親指と人指し指でむけないようであれば煎り不足ですので更に3分程弱火で煎り
     直します。
     何とも言えない香ばしさがあり市販とは違った美味しさが味わえます。
     でも食べ過ぎないように注意しましょう。
     あまりにも美味しく評判が良いので今年(21年)は3倍ぐらいに増やそうと思っています。
                         
    今では(21年以降)では約200本栽培しています。収穫量は約3斗です。
    チャレンジされる方があれば種をあげますのでメ−ル下さい。
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