2007/06/8追加
2008/05/29追加
2015/03/02 追加(酢漬け)
2016/02/09追加(煮付け・間引き大根漬け)
2020/06/23追加(ダイコンハムシ付着の写真)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 |
元 肥 種 蒔追 肥 収 穫 |
(翌年)収 穫 |
漬け物(ぬか漬け・酢漬け)、煮付け、味噌汁の実、摺りおろし,切り干しにと用途が多く、また間引き菜の一夜漬けはとても美味しいです。漬け物は日陰干しにした後、米糠と柿の皮、みかんの皮、塩、タカノツメ、昆布などを混ぜ合わせ大根の間に挟み込み重しをします。水が上がると重しを減らし数日後から頂きます。漬けもとを入れていないので素朴な味で美味しいです。 |
ポイントは短い品種を選び土は細かく砕いておくことです。初心者は比較的害虫のつきにくい耐病青首で秋まきから始められるとよいでしょう。 |
耐病青首大根の例です
8月 | 種蒔きの約1週間前にu当り石灰2握り、堆肥、牛糞、鶏糞を各1〜2s入れ20〜30pの深さまで耕し畝たてします。その際、根分れを起こさない様、土の塊や小石などを除去します。畝幅は2条蒔きの場合、120〜130pとします |
9月 〜 10月 |
元肥として化成肥料をu当り20〜30gを入れ軽く耕し深さ3〜4pの溝をつけ20〜30pの間隔で1箇所3〜4粒種を蒔き、薄く土を被せます。 3〜5日間で発芽します。1回目の間引きは本葉1〜2枚の頃、2回目は本葉3〜4枚の頃に3回目以降は育ち具合を見て行い間引きの都度、化成肥料や油粕などを根元に一つまみ追肥し風に振り回されないよう土寄せします。この頃、紺色の大きさ3mmぐらいの甲虫ダイコンハムシが付着し、放置すると葉を穴だらけにし枯れてしまいます。こまめに取りましょう。 葉の上に黒く見えるのがダイコンハムシ 2〜3回目に間引きした大根を水洗いして一握りぐらいに分け小さじ2杯の塩をふりかけ軽くもみ平皿を2枚重ねあわせ、その間に間引き大根を挟み上皿に3kg程度の「重し」をします。一昼夜すると漬かりますので水洗い(塩分を落とす)し5mmぐらいにきざみ、ごまをかけ熱いごはんに混ぜて食べると青臭さはありますが美味しいです。お茶漬けにも最適です。 |
11月 〜 3月 上旬 |
収穫の時期です。種蒔きの時期を少しずつシフトすると収穫期間もながくなりますので工夫されるとよいでしょう。 3月下旬になると、薹が出始めるので葉をカットしておくと20日間ほどは腐敗せず食べられます 葉をカット後20日経過 |
漬 物 | 材料 中蓋、外蓋付漬物用うつわ(プラスチック製または木製樽) 大根:5s(葉を落とし干した物) 塩 :200g(大根の4〜5%) 米糠:700g(大根の15%) 漬物用こんぶ:30〜40g(大根の1〜2%) 干した柿の皮、みかんの皮、:多いほど甘さが増す 唐辛子(鷹の爪):適当(細かく刻んだ方が効果あり) 重し:10〜15s(大根の2〜3倍、但し水が上がると大根の重さに減らす) |
作り方 大根は隙間なく井形に積み重ね間に米糠、塩、こんぶ、柿・みかんの皮、 唐辛子をよく混ぜたものを入れ中蓋をして重しをします。その際、糠は 下方は少なく、上方ほど多くします。水が上がると重しを大根の重さぐらい に減らします。 約3週間すると食べ頃になります。 |
|
酢 漬 | 知人に教えて頂きチャレンジした結果,とても美味しいので紹介します。 今では樽漬よりも 簡単で新鮮で美味しいのですっかりはまっています。 材料:大根3kg 1kg 700g 500g 400g 塩100g 35g 23g 17g 14g 砂糖250g 75g 58g 40g 30g 酢 250ml 75ml 58ml 45ml 30ml 調理方法 大根を水洗いして長さ5〜6cmぐらい厚さ2cmぐらいに切ります 皮を剥くかどうかは好みによります。皮を残すとシャキシャキ感が増します。 深めの透明瓶(直径8cm、深さ15cm)に切った大根を入れ塩と砂糖、酢を 加え瓶をよく振ります。 5時間ほどすると水が上がります。(透明な瓶だと水が上がるのがよく見え ます)その後2日ほどすると出来上がりです。(鷹の爪を少し加えれば ピリッとします) しゃきしゃき感があり、お茶漬けご飯に最適です。冷蔵庫へ入れておくと1カ月 ぐらいは保存できます。簡単ですので是非チャレンジして下さい。 一度に沢山漬けるよりも一回に400〜500gが適当です。 なお辛さ、酸っぱさなど味はご家庭の好みに合わせ調味料を調整して下さい。 孫が美味しいと食べてくれます。 |
煮付け | 我が家の定番 材料 大根1kg(約1本) だし昆布 幅5cm 長さ10cm いりこ 2つまみ 好みにより鰹節 調味料 濃い口しょうゆ 大さじ3杯 みりん 大さじ2杯 砂糖 大さじ1杯 油 大さじ1杯 調理方法 やや深い鍋に水800ccと出し昆布、いりこを入れ約1時間浸けておきます。 次ぎに強火で沸騰させ、昆布を引き上げます。更に5分程度してからいりこ を上げます。その間に大根の皮を剥き1.5cmの厚さに輪切りします。 太い大根であれば更に2つ切りにし(お好みにより大きさは変えて下さい) フライパンに大さじ1杯の油を入れ中火で周囲が薄いきつね色になるまで 裏表炒めます。 次ぎに先ほどの出汁を沸騰させ醤油、みりん、砂糖を加え炒めた大根を入れ 中火で約30分ほど煮ると出来上がりですが更に出汁をよく浸透させるため 一度冷めてからもう一度煮ると美味しいです。 |