2007/03/26追加
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原木 伐採 (翌年)原木 伐採 菌 の 接 種 管 理 (翌翌年) 管 理 収 穫 |
採取したての生しいたけは格別です。煮てよし、炒めてよし、てんぷらにしてよし、ですが炭火で焼いて食べると香りが増し本当に美味しいです。 |
ポイントは原木伐採や菌の接種時期を逸しないこと。管理は直射日光が当たらなく湿度が高い場所を選ぶこと。 |
11月 〜 3月 |
原木の伐採。最適原木はクヌギ、コナラ類ですがシデ、栗、椎、樫類なども使用できます。 太さは直径5p〜12p程度のものが標準です。伐採は秋紅葉してから芽吹く前までの休眠期です 玉切は伐採後1〜2カ月すると葉や枝が枯れるので長さ約1mに切断します。 伐 採 1mほどに切断 山から運ぶ |
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1月 〜 4月 |
木の切り口が少しひび割れした時が菌の接種最適期です。 菌の植え付けには電気ドリルを使用します。穴の大きさは種駒の大きさに左右されますが通常直径9mm前後で深さ25mm程度です。1本に接種する菌の数は木の太さにもよりますが下記を参考にされればよいでしょう。穴にしいたけの菌(種駒)をカナヅチで木の表面と面位置になるよう垂直に 打ち込みます。 しいたけ菌 ドリルで穴開け (1000コマで約2500円) 菌 植 え 付 け 原木の長さ1mの場合
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2月 〜 5月 |
菌を植え付けた原木の管理は「井の字型」に積み菌が原木全体に活着するようにします。 場所は雨があたり排水、風通しがよい所を選びましょう。また朝日が当たるのは良いが西日は避けましょう。寒冷紗をかけておくのも直射日光が避けられるので良策です。 井の字に積む 寒冷紗かける |
5月 以降 |
直射日光が当たらない木陰や林の中などに立てかけます。椎茸菌は原木全体に繁殖するのに 通常1年〜1年半かかります。従って年2回程度、原木を上下に返すと菌が均一に繁殖します。 水分は雨が当たれば良いのですがあまり乾燥するようであれば水を与えて下さい。 常に少し湿度のある場所が最適です。 立てかける |
翌年 秋以降 | 菌の種類や菌のまわり具合によって翌年の春頃から生える場合がありますが、通常は翌年の秋 以降の収穫になります。直径10cm程の原木であれば5年ほどは採取できるようです。 収 穫 時 期 |